鳥インフル 埋却計画変更で325万羽処理影響
配信 2023年7月17日 09:44更新 2023年7月17日 10:24
高病原性鳥インフルエンザで殺処分した鶏などの死骸を予定地に埋却できず、処理の変更を余儀なくされたケースが昨秋以降、12道県で16件あったことがわかった。地下水など環境への影響が懸念されるなどしたためで、325万羽の処理に影響が生じ、最終的に2か月以上かかった例もあった。
■12道県で16件、感染拡大の恐れ
鳥インフルは昨年10月~今年4月、26道県の農場や施設で84件発生。鶏など1771万羽が殺処分の対象となり、件数・殺処分数ともに過去最多だった。